気付けば13年目

考え

今の職場はもう13年目です。

会社に忠義を誓っている・しがみついていく、といったわけではないですが、

取り立てて大きな不満もなく、人間関係も悪くなく、

目の前の仕事をこなしていたら気付いたら13年目になっていたという感覚です。

ただ、この更に延長線上に自分のキャリアは考えづらいというのが正直なところです。

今のキャリアの先にあるもの

今の上司、年次が上の人たちの状況を見ると、今後の自分を待ち受けているキャリアが予測できます。おそらく割と高い精度で。

5年・10年後、割と予測できるメリット・デメリットを書いてみます。

【メリット】

・今より年収は100~200万増える(手取りベースでは+70~130万程度?)

・年次が更に上がるため、人間関係で気を遣うことは少なくなる

・ある程度仕事の裁量は増える?

【デメリット】

・チーム、組織全体を考えることが増える

・部下、後輩のマネジメントを求められる

・部下、後輩から今以上に気を遣われる

・役員として、何よりも会社を優先する姿勢が求められる

・数字的なプレッシャーは確実に増える

・やりたくない仕事、乗り気がしないことでもやるしかない

・組織側の立場になり、言いたいことが言えなくなる

・会社の集まり、飲み会でも年齢的、年次的にそこまで羽目を外せない

・常に忙しい状況が続く

・時間的にも新しい技術、ツールの習得は難しい

・新しいことに順応できないため、部下、後輩からより気を遣われる

・退職金が減らされる、ここまでいたから、というサンクコストが働き、多少嫌なことがあったとしても定年まで勤めあげるしかなくなる

メリットよりデメリットの量が圧倒していますね。

特に、組織のために50歳くらいまで働き続けた場合、当然転職は難しく、かと言ってその時点から独立して自分の顧客基盤を作り出すのはかなり気力と体力的に難しそうです。

結果、辞めることもできず、仕事の弱音を吐くこともできず、辛いことも我慢し続けなければならない中年社員となる可能性が高そうです。

少々悲観的すぎかもしれませんが、そういう側面は少なからずあるのかなとは思っています。

ただ、統計的に、人生において男性の幸福度が一番どん底に落ちるのは48.3歳らしいです。

何事も責任がのしかかってくる年齢のため、組織の中間管理職に関わらず、その年代はどんな属性であっても大変なことが多いのかもしれませんね。

その中でも、自分のやりたいこと、やりたくないこと、幸福に感じること、嫌だと感じることを、自分自身理解し、自分でコントロールできる状態ではいたいと思っています。

答え合わせは10数年後ですね。

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