現在、新卒から今の税理士法人に勤め出してから13年目に突入しています。
10年以上も同じ組織にいて人間関係も悪くないため、自分自身、組織内でやっていくスキルは良くも悪くもあるのだろうなとは思っています。
組織に属していることで様々な恩恵もありますが、一方で弊害というか、煩わしく感じられることも多々あるわけで。。
組織にいることのメリット
組織内にいることで感じるメリットを挙げてみます。
- わからないことが出てきたら、知ってそうな人がいれば気軽に聞ける
- 自分だけでは追いきれない情報が共有される
- 社内の人と話すことで、孤独を感じづらく気分転換になる
- 申告書作成など、作業系は下に振れる
- 申告や請求関係など、共通業務は一括でやってもらえる
- 社会保障が手厚い(個人事業よりは)
- 必要なスキル獲得のための研修制度がある
- 有休がある
- 福利厚生が手厚い(人間ドック、書籍代、社員旅行すべて会社が負担)
組織にいることのデメリット
一方で、普段から感じるデメリットを挙げてみます。
- 担当している顧客、仕事はあくまでも会社の財産であり個人のものではない
- 顧客はあくまでも会社と顧問契約しているわけで、自分はただの一担当に過ぎない
- 自分の看板で活動することはできない
- そのため、いつまでも自分の社会資本は積み上がらない
- 新規で割り振られた顧客は、合わないと思っていても基本的には断れず、受け入れるしかない
- 規模も大きく、組織を維持していく必要があるため必要以上に売上を上げる必要がある
- そのため、必然的に忙しい
- 必要なこと以外を学ぶ時間がない
- そのため、自分の人的資本も頭打ちに
- やりたくても、収益性が低く採算が取れないようなことはできない
- 有休はあっても、忙しくてなかなか取れない
- スケジュールが空いていると、どんどん仕事が振られる
- 仕事を振るのも、自分でやった方が早いし思い通りにできることも多い
- 効率化の一環で、契約・請求なども電子化・自動化が進み融通が利かないケースも多い
結局、良い悪いではなく、どういう生き方がしたいか
もう既に組織から離れる気満々で、バイアスかかっているため、デメリットの方が圧倒的多数ですね。。
組織の方が安心だし楽しいという人もいるでしょう。
こればかりは、良い悪いではなく、どちらが合っているか、どういう生き方をしたいかかと思います。
一番良くないのは、本当は組織にいたくないが、外に出るのは怖いし不安だから、嫌々居続けることですかね。
組織・個人双方にとっても良い影響はなく、疲弊していくだけだと思います。
自分の気持ちに正直に生きていきたいですね。
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